ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。 肌にハリを持たせたり、シミを予防する美容効果や、免疫力を高めて風邪をひきにくくする効果、ストレスに対する抵抗力を高める効果など、様々な働きをもちます。
ビタミンCは水溶性で摂りすぎによる過剰症の心配もないため、積極的に摂りたいビタミンです。
ビタミンCの健康効果
◎老化や病気から体を守る効果
◎美白・美肌効果
◎免疫力を高める効果
◎ストレスをやわらげる効果
◎白内障の予防・改善効果
◎貧血を予防する効果
赤ピーマン:170mg
黄ピーマン:150mg
ブロッコリー:120mg
キウイフルーツ(黄):140mg
菜の花:110mg
キウイフルーツ(緑):69mg
イチゴ:62mg
ネーブル:60mg
レモン果汁:50mg
キャベツ:41mg
ジャガイモ:35mg
サツマイモ:29mg
水溶性ビタミンのビタミンCは、茹でると煮汁に溶け出して損失します。また、熱に弱いため、加熱によっても失いやすくなります。ビタミンCを効率良く摂取するには、水や熱に接する時間を短くしたり、煮汁ごと飲めるスープにしたりするのがおすすめです。
調理の影響を受けやすい特徴がありますが、ビタミンCがデンプンに包まれているジャガイモやサツマイモは比較的熱に強いといわれています。
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれているので、炭水化物やタンパク質中心の食事をしていると不足しがち。例えば、朝食にトーストと目玉焼きだけ、昼食にラーメンだけなどのメニューです。ほかの食事で野菜や果物を摂れていれば、ビタミンCは不足しにくいですが、忙しくてバランスの整った食事が摂れない場合は注意しましょう。
Comments